暮らすというコト。




どうも。けんてぃくトラベラーのYUKiです。今回は良き建築を設計する為に日々奮闘している同志たちに向けた記事です。そんなに長くないので仕事の合間でも、隙間時間にでも読んでいただければ幸いです。

住宅設計をメインに建築に携わっているのですが、何年働いても知らない事がいっぱいあって日々勉強の毎日です。

勉強方法は本当に色々あると思います。参考書を開いてする勉強や現場で覚えれる納まりについて、ショールームやセミナーに行って新しい商品を覚えたり有名建築を見に行ったりetc

建築は街を歩くだけでも勉強できることがいっぱいあるので意識的に生活をすればどんどん成長ができると思います。

そんな中で僕が大事にしている勉強方法は【暮らすというコト】です。

暮らすという事。

僕は建築業界に入った頃いわゆるブラックな働き方をしていました。

徹夜をするなんて当たり前だったし、平日に片付けきれなかった作業は休日出勤で進める。最初の頃はストレスと疲労でご飯も食べれず痩せ細っていました笑それでも素晴らしい建築家になりたいという思いから通勤時間も専門誌を読んだりしていました。

一人暮らしをしていましたが家は寝る為だけに帰るという感じでした。

それである時気付きました。

人が生活をする住宅を設計している立場なのに全然人間らしい生活をしていないな。と、、、笑

参考書に載っているセオリーの寸法ばっかり覚えて本当にいい住宅を設計できるのだろうか?

セオリー寸法だけで設計するのであれば機械でもできるはずなんですよ。もちろん基本となるものを把握した上で設計していく事はすごく大切な事です。

でもそれだけでは本当にいい設計はできないのです。

それからの僕は仕事をなるべく効率的に終わらせるようにして少しでも家事をしたり家で本を読んだりゆっくりした時間を取るようにしました。

丁寧に暮らしていく中でたくさんの暮らしの発見があって、設計に活かしていく事ができる。

何より打合せ中にクライアントの悩みに共感する事が増えました笑そして質の高い回答(設計)を出せるようになりました。

最後に

インターネットや書籍を探せば暮らしの発見について学べるかもしれませんが、

知識として知っているのと実際の体験として知っているのでは雲泥の差があります。

日々奮闘している同志たち

なるべく効率的に仕事を終わらし暮らしの時間を確保するようにしよう。

そして一緒に建築業界を良くし、良き建築物を設計していこう。

けんてぃくトラベラーYUKi

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