建築設計事務所に入るまでに学生がやっておくべき事




ども!けんてぃくトラベラーYUKiです。

今回は建築設計事務所で働きたいと思っている学生達が今やっておくべき事について書いていきたいと思います。

僕自身すごく充実した学生生活を過ごしてきたと思うのですが、やっぱり後悔している事もたくさんあります。あの頃は必死に色んな事に挑戦や勉強をしてきたつもりなのですが働き出して気づくこともたくさんありました。これから一緒に建築業界を盛り上げていく学生達には少しでも後悔の数を減らしてほしいと思っています。

インターネットで検索をかけたら出てくるモノとは少し違う視点から書いていこうと思っているので最後まで読んでいただければ幸いです。

やるべき事
  1. 外に出掛けて色々な体験する
  2. ストックを増やす
  3. 提案力・問題解決能力を身につける
  4. 自分のストレス発散方法を知る

順番に解説していきます。

① 外に出掛けて色々な体験をする

建築学生であればたくさんの建物を見に行くことがあると思います。もちろんいい建築物を見に行って空間体験をする事は重要だしいい勉強法なのでどんどんした方がいいと思います。

でもそれって建築をやっている人にとってはやって当たり前の事なんですよね。

今回僕が伝えたいのは【体験をする】というところ。

体験すると言われても何をすればいいの?ってなるかも知れませんがなんでもいいんですよ笑

というかなんでも体験するべきなのです。笑世界各国の料理を食べに行くでもいいし絶景を見に行くでもいいなんでもして下さい。

ただ一つ意識して欲しい事があります。それは自分がそこまで興味がない事に対してもとりあえずやってみて下さいという事。たくさんの体験の中で考えたり人と出会い、話をし自分の世界を広げて下さい。

自分のしたい事だけをしていてはいつまで経っても自分ニーズでしか設計出来ない建築士となってしまう。

相手の気持ちを汲み取ってより良い提案の出来る力を身に付けよう。

②ストックを増やす

設計事務所で働いているとやる事が多くてなかなか時間を作れないものである。ちょうど良い寸法やテクスチャ等自分の中のストックを増やして損する事はない。学生のうちから積み重ねていく事でいつチャンスが来ても対応できるように準備をしておこう!

ここでストックを増やす為に有効的な方法を2つ程ご紹介しておこうと思う。

まずは【TECTURE MAG】を活用する方法

TECTURE MAGというプラットフォームがあり、そこでは建築家が実際に使用した建材等が簡単に閲覧できます。

その中で実際に紹介されている建築を見に行きその場で【TECTURE MAG】を使用し建材を確認する。これでメーカーや商品名、価格までストックする事ができる。

しかもただのサンプルを見ているのではなく施工されている物をみる事ができるのでその建材の雰囲気や空間に与える印象などトータルでストックできるのですごく効率的です。

次に【iPad】を活用する方法

建築を見に行ったその場で写真を撮る事(インプット)が多々あるかと思うのですが、そこで終わっていては勿体無いです。

写真を撮った後その建物のどこが良かったのか?こうしたらいいのに。とか思う事を写真に書き込んでいってください。(アウトプット)そうする事で記憶に残りやすく気持ちを整理できる。自分で設計に活かしていく事ができる。

ちなみにこの作業はiPadとApple Pencilがあれば効率良くする事ができるのでおすすめです。

インプットしたら必ずアウトプットをする。これを心掛けましょう!

③提案力・問題解決能力を身に付ける

クリエイティブな仕事をしている人は特に提案型の人であるべきだと常々思っています。

建築はクライアントの夢や予算、法規的な障害などたくさんの事が絡まり合っています。進めていく中で数々の壁が僕たち設計士の前に現れます。そんな時仕方ないの答えではなくクライアントの事を思った答えを返せるようにしなくてはいけない。

その提案力と問題解決能力の有効的な身に付け方が次の3つである。

  1. 人と会う
  2. 本を読む
  3. サプライズをする

こんなこと?って思った方もいらっしゃると思うのですがこんな事です。

順番に解説をしていきます。

まず①の人と会うですが、やるべき事の①と同じような内容です。笑

でもそれだけ大切って事。人と会って話をすると色んな情報が入ってくるし自分の思っている事を口に出していう事は思考の整理にもつながる。何よりも話をする事はかなり効率的なアウトプットの方法ですよ。

次に②の本を読むです。

知識が増えたり思考するクセがついたりと本を読む事のメリットって本当にたくさんあると思います。その中でも今回お伝えしておきたいメリットが言葉のボキャブラリーが増えるという事です。

これ案外大事。笑

建築の打合せって例え話の連続なんですよ。笑

だって完成するまで建築物って見れないじゃないですか。笑

もちろん間取り図やパースを駆使してなるべく完成形を忠実にイメージしてもらうように努めますがそれだけだとやっぱり難しいんですよね。

そんな時に言葉を使ってイメージ出来ていなさそうなところを補填していきます。笑

初回の打合せの時も言葉の力って偉大で漠然としたクライアントのイメージを汲み取り言葉にしてあげる。そうやってお互いのイメージを共有・すり合わせていき素敵な建築を仕上げていきます。

ほら、本が読みたくなってきたでしょ?笑気になってる本があればすぐに読みましょう。電子書籍でもいいし紙媒体でもいいので常に1冊は携帯しておくといいですよ。隙間時間に読めるので。

最後に③のサプライズをする。

サプライズをする時は必ず相手の事を考えると思うんですよ。喜んでくれるかなーとか。

そうやって考えて実行する行為は設計打合せと似ている所があります。

例えば住宅を設計する時、豊かな生活を送ってもらえるようにクライアントの事を思った提案をする。喜んでもらう為に必死になるしできるだけ綺麗な図面、わかりやすい図面をお見せできるように準備をする。

結局どれだけ相手の事を思って設計できるかで完成度が変わってくると思います。

だから日頃からサプライズをするクセをつけておきましょう。サプライズといっても恋人にする事だけがサプライズではありません。家族や友達、バイト先の人でもいいので何か喜んでもらえる行動(サプライズ)をしていきましょう。

これを読んだあなたがなんの恥じらいもなくサプライズができる人になる事を願っています。

④自分のストレス発散方法を知る

仕事というのはなんだかんだでストレスが溜まります。笑ほんまにストレス社会という言葉がぴったり笑

特に建築業界は労働時間が長く(これほんまに良くない!)夢と現実のギャップに悩み業界を離れていく人を何人も見ました、、、

確かに楽しい事ばかりではなく辛い事もありますが建築ってやりがいがある仕事だと思います。

ストレスを溜め込んで潰れてしまうのはもったいないです。(本当にダメだと思った時は逃げましょう!逃げるは恥だが役に立ちます笑)

学生のうちから自分のストレス発散方法を知ってて身に付けてる人って社会に出てもなんでそんなに元気なん?って人が多いです。うまくストレスを発散できていて仕事もいいコンディションで望めているんでしょうね。

絶対そんな人の方がいい結果を残しています。

ちなみに僕のストレス発散方法は美味しいものを食べると寝る事です。笑

皆さんは自分のストレス発散方法を知っていますか?

最後に

自由に使える時間は社会人<学生というのはおそらく大体の人が当てはまると思います。

今自由に使える時間を投資する事でより充実した建築設計ライフが待っています!

この先デジタル化が進みもしかしたら設計は機械化されるかもしれない。でも僕はデジタル化デジタル化と進んでいっても最後はやっぱりアナログ(人)が大事になってくると思っています。

これから建築業界に飛び込んでくる学生たち、今建築業界で働いている同志たち、一緒に建築業界を盛り上げていきましょう!

けんてぃくトラベラーYUKi

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