【Laughplan】あえて区切らない事でライフスタイルの変化に対応できる家【間取り図】




ども、けんてぃくトラベラーYUKiです。

間取り図(ボツ案)解説です!

これから家を建てようと検討している人や住宅設計をしている人の参考となれば幸いです。

また最後にはお家づくりの参考になるおすすめのインテリア本紹介もありますので是非最後までご覧ください!

あえて区切らない事でライフスタイルの変化に対応できる家

プラン概要
  • 木造2階建て【2LDK】
  • 910モジュール
  • 建築面積:59.62㎡【18.04坪】
  • 1階床面積:57.96㎡【17.53坪】
  • 2階床面積:47.61㎡【14.40坪】
  • 延床面積:105.57㎡【31.93坪】
YUKi

この間取りに対するplanning point

  1. 家族の物をまとめて収納できるファミリークローク
  2. 洗面脱衣室にある物干しスペース
  3. 立体的に繋がる開放感のあるリビング
  4. フレキシブルに使う事ができるスペース
  5. “余白“が生み出す豊かな暮らし
  6. 将来区切る事で個室を確保する

1階間取り図

planning point1家族の物をまとめて収納できるファミリークローク

ここ最近必ずと言っていいほどご要望であがってくる【ファミリークローク】です。

しっかりと広さを確保して家族分を収納する事で各個室の収納スペースは最小限にする。

ファミリークロークの位置は玄関からすぐアクセスか洗面脱衣室からすぐアクセスできるように計画をすると使い勝手が良くなる。またLDK近くという事もあり物をすぐに片付ける事ができるのでLDKが散らかりにくいというメリットもある。

▼ファミリークロークがある間取りは他にもありますのであわせてどうぞ▼

planning point2洗面脱衣室にある物干しスペース

スペースに余裕があるのであれば洗面脱衣室に物干しスペースを計画してあげると家事が楽になる。

一般的な洗面脱衣室から600mm程広げれば大丈夫です。

できるのであれば横に広げる事をお勧めします!

通路となる部分の天井にホスクリーンをご希望される事がよくあるのですが干してる時邪魔だったり照明や分電盤と干渉したりと不都合が出てくる事が多いので注意です。

planning point3立体的に繋がる開放感のあるリビング

『リビング吹き抜け』はよくある計画です。

ただどこにも繋がっていなかったり廊下と少し繋がっているという事が多いです。

でも今回は繋がるスペースに奥行きをもたす事でフレキシブルに使う事ができます。

子供の勉強スペースになったり書斎になったり、ある時には舞台になるかもしれません。

そこはリビングと繋がっている事で家族同士の交流の機会が自然と生まれ生活が豊かになっていくと思います。

▼吹き抜けのある開放的な間取りは他にもありますのであわせてどうぞ▼

2階間取り図

planning point4 【フレキシブルに使えるスペース

planning point3でも少し書きましたが階段横に接するスペースに奥行きをもたす事で使い勝手の良い空間が出来ました。

家というものは住んでいく中で完成していくものだと考えています。

このスペースを皆さんだったらどの様に使いますか?

よろしければコメントで教えてください。

ちなみに僕がこの家に住むとすれば壁一面に本を収納してオープンな書斎を作ります!

planning point5 【”余白”が生み出す豊かな暮らし

planning point4~6が今回の建物のコンセプトが色濃く出ている所です。

あえて区切る事なくおいておく事で使い方を自由に決める事ができます。

今の住宅は区切って区切ってなるべく部屋数を確保しようとします。もちろん家族構成によっては部屋数を確保しないといけない場合もあります。

ですが子供たちもいつかは出ていく事を考えるとたくさん計画した部屋を持て余す可能性が出てきます。

よくドラマや漫画等であるじゃないですか、子供が出て行った後もそのままにしている描写が笑

そうならない為にもあえて区切らないという選択肢もいいかもしれないですね。

planning point6 【将来区切る事で個室を確保する

planning point4,5で区切らない事の理由とメリットを書きましたが、子供が生まれたりして個室が必要になった時はどうすればいいの?と思っている方がたくさんいるかと思います。

簡単です。壁を作ればいい!!笑

ただし壁を作る上で注意点があります。設計段階で壁を作るところを想定して下地を入れておきましょう!

設計士に伝える事を忘れないように!

もちろん区切った状態から壁を取り外す事も出来ますが、その壁が耐力壁(構造的に必要な壁)となっている場合は取り外す事ができません。

子供が小さいうちはベビーベットを置いたり家族で寝たりするので少しゆとりのある大きさがあった方がいいので、壁無しから壁有りに変化していく方が変化に対応しやすいです。

まとめ

今回の間取りはこんな人におすすめ!
  • 少し変わった間取りの家に住みたい!
  • 吹き抜けが欲しい!
  • ファミリークロークが欲しい!
  • ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる家に住みたい!

人それぞれ家づくりの中で優先順位は違います。自分にとって何が重要なのかをしっかりと考えて家づくりをすれば満足のいくマイホームが出来上がると思います。

〜おすすめのインテリア本紹介〜

センスにたよらない 感じて、考えるインテリア

大人気YouTubeチャンネル【クリエイティブの裏側】の書籍化されたものです。

センスの部分ではなく基本的な部分をしっかりとおさえて部屋づくりを進めていくので確実にインテリアが整い生活が豊かになっていきます。

YUKi

参考動画にアクセスできるリンクも掲載されているのでわかりやすい!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

けんてぃくトラベラーYUKi

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