本当にいい建築とは。




どーも。けんてぃくトラベラーYUKiです。

劇的ビフォーアフターを見た幼き頃の僕はなんとなく建築家を志し、建築設計事務所の門をたたきました。

始まりはすごいふんわりとした感じでしたが勉強したり色々な案件に携わっていく中で本当に建築が好きになり今まで続けてきました。

一直線に進んできたかのように書いてますがもちろんたくさん挫折もしましたよ、、、何回建築をやめようかと思ったことか笑

以前勤めていた設計事務所の上司が『建築は9割くらいしんどいことで、でもクライアントからもらえる”ありがとう”の喜びがあるからやっていける。』っていう事を言ってました。

当時の僕は適当に相槌を打っていたのですが心の中では『oh…それはやっていける気がしない』と思っていました。笑ただでさえ社会人になりたてで社会にもまれ精神的にやられていた当時の僕には脅されているのか?と勘違いしてしまう程の言葉でしたね笑(もちろん励ましの意味で掛けてくれた言葉だと信じていますが、、、)

でもやめなかったのはやっぱり建築が好きだという理由が大きかったんですよ。

今になって思う事は以前上司が言った言葉は半分正しくて半分間違っているなーと。

僕が考えついた結論は、、、

『建築は6割くらいしんどいことで、でもクライアントからもらえる”ありがとう”の喜びがあるからやっていける。』

うん。これくらいだ笑

建築業界で働き出してまだ数年のひよっこの僕ですが今はこんな感じ。でも数年後にはしんどいことは4割くらいで後は楽しさやワクワクに変わっていたらいいなと思っています。

本当にいい建築とはなんだろう?

最近設計をしている際に『本当にいい建築とはなんだろう?』とよく考えています。

正直な話お金さえかければ性能の良い建築は出来上がります。性能が上がれば省エネで地球環境にも良いし建築物の寿命は伸びるとは思いますが本当にそれで良いのだろうか?

もちろんお金があればいい住宅設備や断熱材等を使って性能を上げていけば良いと思います!

でもね僕は思うんですよ、お金を掛けなくてもいい建築は出来上がると

この地球上には太陽の光が降り注いだり風が吹いたり雨が降ったり、、、色々な自然エネルギーがあるわけです。その自然エネルギーを上手に活用して快適な建築を設計していくべきだと思っています。

この木なんの木、気になる木

パッシブデザインを考える

パッシブデザイン(passive design)とは、建物を取り巻く自然や環境がもっているエネルギー(日射・気温・風・雨水・地熱など)を上手に利用できるように建物を設計することで、エネルギー消費を抑え、快適な生活環境や室内気候をつくろうとする設計の考え方・設計手法。

Wikipediaより引用

風の流れを考えたり出来るだけたくさんの太陽熱を取り込み冬でも暖かい空間になるように工夫をする、逆に夏の強い日差しは軒や庇を十分にとり遮る等工夫する事はたくさんあります。

パッシブデザインをしっかり意識して設計をすればローコスト住宅であっても快適な住環境を手に入れる事はできるし、性能のいい住宅であっても風が通り抜けず薄暗い良くない住環境になってしまいます。

少し工夫するだけでエネルギー消費を抑えることができて環境にも優しくお財布にも優しい!笑

これはどんどんパッシブデザインを取り入れていくべきです。笑

このブログでもパッシブデザインについてどんどん情報を発信していこうと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

けんてぃくトラベラーYUKi




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